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ネオパラディグラAの有効主成分(アバナフィル)

ネオパラディグラAの有効主成分(タダラフィル)

由来

アバナフィルは、第4のED治療薬と呼ばれ元々日本で開発されたED治療薬です。アバナフィルを含有する「ステンドラ」は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」といった先発品の長所を取り入れた医薬品として開発されました。アバナフィルは従来のED治療薬の主要成分と比較しても即効性に優れ、早い人では15分以内に勃起効果が発生することもあります。さらに食事の影響も受けにくい為、「レビトラ」と同等以上の即効性があり、かつ「シアリス」以上に食事の影響を受けにくい薬とも言われています。

一方、タダラフィルは米国のイーライリリー・アンド・カンパニーが開発したED治療薬「シアリス」の有効主成分の名称です。別名「ウィークエンドピル」と呼ばれており、これはアメリカでの愛称あるいは俗称で、有効成分タダラフィルがもつ持続時間の長さに由来しています。

 

効能

アバナフィル及びタダラフィルは、生体内で正常に勃起を促す環状グアノシン一リン酸(cGMP)の分解を行っている5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) の酵素活性を阻害します。これが陰茎周辺部のNO作動性神経に作用して血管を拡張させ、血流量が増えることによって機能する仕組みとなります。

 

環状グアノシン一リン酸(cGMP)について(Wikipedia)

ホスホジエステラーゼ について(Wikipedia)

副作用

アバナフィル及びタダラフィルの主な副作用は以下となります

  • 頭痛
  • ほてり
  • 鼻水
  • 耳鳴り
  • 視覚障害
  • 勃起持続症(約4時間以上勃起が続く場合)
  • アナフィラキシーショック

アバナフィル及びタダラフィルで副作用を起こしやすい人は同成分でアレルギー既往歴がある人、高齢者(65歳以上)、心臓など循環器や脳に関する病気で既往歴がある人などです。また、血圧を上下する作用も強いため、低血圧、高血圧ぎみの人も注意してください。

アバナフィル及びタダラフィルは副作用の少ない成分になりますが、何らかの違和感や体調不良が長時間続く場合は医療機関で診察を受けることをおすすめします。

効果の仕組み

通常の勃起では、勃起後にcGMP(環状グアノシン一リン酸)が血管細胞内に増えることによって、血管が弛緩し勃起がおさまります。しかし、アバナフィル及びタダラフィルを服用すると勃起後も血管が弛緩しないため、通常よりも勃起が持続するとされています。
アバナフィル及びタダラフィルによる効果はこのような仕組みで起こるため、服用したとしても性的刺激を受けることがなければ、勃起することは難しいとされています。服用によって勃起後の維持力・硬さなどを改善できる可能性はありますが、媚薬のような興奮作用を発生させ、勃起自体を引き起こす治療薬ではありません。
男性にとって夢の治療薬と言われているアバナフィル及びタダラフィルは 服用する事により、勃起不全の悩みが改善されたといったケースが多くみられます。ただし、全ての方、またどのような状況にも有効であるわけではありません。

併用禁止薬

アバナフィル及びタダラフィルは血管拡張に伴う血圧の低下を招きますので、狭心症発作の治療のためのニトログリセンや硝酸イソソルビドなどを併用すると血圧が危険なレベルまで低下し、死亡する可能性もあります。 このような重篤な有害事象が起こる薬剤の組み合わせを「併用禁忌」と表現し、併用することを禁止しています。

クエン酸シルデナフィル)と併用禁忌の薬物

  • 硝酸イソソルビド
  • 亜硝酸アミル
  • 硝酸イソソルビド
  • ニトロプルシドナトリウム
  • ニトログリセリン
  • ニコランジル
  • ニプラジロール