マスターベーションとEDについて
*オナニーでしか勃起しないオナニーEDとは
EDには様々な要因があり、その一つがオナニーでしか勃起や射精をしないというような症状をお持ちの方はオナニーEDと呼ばれています。
オナニーEDの症状は、オナニーでは勃起し、射精も出来るにも関わらず、女性を相手にすると正常に勃起しない、或いは勃起してもすぐ萎えてしまうといった症状があげられます。
このオナニーEDは習慣性があり、刺激の種類や嗜好など、特定の状況下でしか勃起できないことから、心因性EDのひとつであるとも考えられているようです。
又、女性の膣で射精することが出来ないことから、膣内射精障害であるともいわれています。
*オナニーにより強い刺激がないと勃起しなくなる
過度にオナニーをするとEDになる、という噂を聞いたことがあると思います。実際オナニーをすると必ずEDになるという事ではありませんが、EDの原因の一つであることは明らかです。
*それでは、オナニーが何故EDの原因となるか。
オナニーは自慰行為であり、自分で自分の性器に刺激を与えますので一番気持ちの良い方法を知っていますので、射精へと至る事が出来ます。
しかし、相手がいるSEXでは一番気持ちの良い方法をしてくれない、頼みにくい等や先ず相手を気持ちよくさせなければならないと言う使命感が先に立ち自分の快楽どころではなくなり、うまく勃起が出来ず、焦りも伴ってきます。
一方オナニーの方は自分の快楽ポイントを理解した上で刺激を与えることができるため、SEX以上の快楽を感じやすいのです。
つまり、オナニーEDの人は自己中心な性格が多いとも言えます。
また、近年は多様アダルトグッズ(大人のおもちゃ)も販売されていることから、容易に快楽的な刺激を得られることが出来るようになりました。
この様な大人のおもちゃでなれた人は普通のSEXでは物足りなさを感じるようになっていき、やがてEDが引き起こされるという事です。
オナニーEDの予防、又はオナニーEDの症状を悪化させない為には、大人のおもちゃ等による過剰な刺激を与え過ぎないことが肝要です。
弱い刺激でも勃起及び射精が出来る様に心掛けることが、オナニーEDの予防や症状の緩和に繋がります。
オナニーをする際には、性器に与える物理的な刺激を弱くするのはもちろんのこと、現実離れしたアダルト雑誌やAVといった視覚刺激も過度なものは極力避けるようにしましょう。
それでも症状が改善されないという人は、ED治療薬を用いる事も選択肢の一つです。
参考文献