禁煙:勃起不全
喫煙者で最近勃起不全を引き起こした方はたばこが原因かもしれません。ある研究者が喫煙は勃起不全になる主な原因になりうるといいます。
マイアミで開催された心臓病等に関する研究会で喫煙者の性機能について発表した研究者がいました。
実はこの研究会で喫煙と勃起不全の関係性を発表するのは初めてではありませんでした。
喫煙は勃起不全に大きく関係していたのです。
喫煙で引きおこる勃起不全はアテローム性動脈硬化症と呼ばれる動脈の異常と関連していることが多いです。また煙草による歯垢なども血流を妨げ、勃起不全の原因となるようです。
この研究では毎日煙草を20本以上吸う人男性と、普段から煙草を吸わない人を比較した結果、喫煙者は非喫煙者に比べ勃起不全を引き起こすリスクが約60%も高いことが分かったそうです。
また過去に煙草を吸っていたが今は吸っていない男性と、たばこを吸ったことがない男性を比べた結果、過去に煙草を吸っていた男性はたばこを吸ったことがない男性に比べ勃起不全を引き起こすリスクは約30%も高かったようです。
煙草を吸っている人の約3人に1人は煙草を止めたいと思っています。ですが煙草を実際に止められた人、そう多くはありません。禁煙に挑戦して6か月以上続いた人は1割程度しかいないようです。
禁煙することは自分が思っているほど簡単ではなく相当な意思が必要です。
今では様々な禁煙グッズがありますが、しっかりと禁煙をするには専門の医師に相談し手伝ってもらうのが最善でしょう。
禁煙をすることで勃起不全を引き起こすリスクも軽減でき、体の健康にもよいので健康で悩んでいる方や勃起不全で悩んでいる方は一度専門の医師と相談することをお勧めします。