インポテンツを引き起こす原因
インポテンツとは勃起をすること、もしくは勃起を維持することが困難な状態を指します。
インポテンツには様々な原因があります。これらには身体的な原因と心的な原因があります。例えば身体的な問題が原因で起きるインポテンツでは男性の年齢が40~70歳の場合50%以上がインポテンツを患った経験があると言います。インポテンツは年齢とともに発症するリスクが高まします。
健康的な生活を送っている男性はインポテンツになりにくく、普段からストレスや、うつ病などを感じている男性はインポテンツを引き起こす可能性があります。
下記で紹介するのはインポテンツを引き起こす原因になりえるものです。
・内分泌疾患
例えば糖尿病は内分泌疾患の一種であり、インポテンツを引き起こす原因になる病気です。慢性的な糖尿病を引き起こすと神経損傷などが起きこれらが原因で陰茎付近の神経にも影響を与えます。また糖尿病が原因で血液内のホルモン量の減少などによりインポテンツを引き起こす可能性があります。
・神経学的障害
いくつかの神経学的障害はインポテンツを引き起こす原因になります。神経の働きは人が勃起をするときなどに大きくかかわります。この神経に問題が起きると勃起をすることが困難になります。
インポテンツに関連する神経学的障害には、
アルツハイマー病
パーキンソン病
脳腫瘍または脊髄腫瘍
多発性硬化症
側頭葉てんかん
などがあります。
また前立腺摘除術を受けていた人も、インポテンツを引き起こす可能性があります。
自転車などを長距離にわたり乗る人は一時的なインポテンツを引き起こす可能性があります。これは陰茎付近などを継続的に圧迫することで起きます。
・薬を服用する
特定の薬の副作用によりインポテンツを引き起こす可能性があります。しかしインポテンツになる可能性がある薬だと分かっても医師に確認を取らずに服用をやめるべきではありません。
・心臓病
心臓に病気を患っている場合、正常に血液を陰茎に送り込めずインポテンツを引き起こす可能性があります。陰茎へ充分に血液が送り込めない場合、勃起をすることができません。
アテローム性動脈硬化症は、血管を詰まらせ、インポテンスを引き起こす可能性があります。高コレステロールおよび高血圧もまた、インポテンスのリスク増加に繋がります。
・ライフスタイルと情動障害
勃起は性的な興奮によっておきます、しかし興奮神経などに問題があると性的な興奮によって勃起をすることが困難になります。
うつ病、不安などもインポテンツの増加に関係しています。
また過去に行為の際勃起しなかった経験がトラウマとなり勃起が困難になってしまうこともあります。パートナーとの性行為に自信がない男性の場合、自慰で行為を行う際や朝立ちなどには影響はないようです。
コカインなどの薬物乱用やたばこ、アルコール依存などでもインポテンツを引き起こす原因になります。