男性の性機能障害
性機能障害には様々なものがあります。ここでは性機能障害について説明をしていきます。
性機能障害は体の健康を脅かすことはまれではありますが、心の病気になる可能性はあります、うつ病や不安状態などです。
特に男性の勃起不全は血管疾患の問題など時として重大な健康被害が起きている可能性もあります。このような症状を感じた場合すぐに医師に相談することをお勧めします。
■男性の性機能不全の主要な種類
▪勃起不全
以前はインポテンツとも呼ばれ、性行為時十分な勃起を維持することまたは勃起すること自体ができない状態をいいます。
勃起不全にはその他の身体的な問題が起きている可能性もあるので、早期に医師に相談しましょう。
▪早漏
オーガズムや射精をコントロールすることができず、性行為の際にパートナーが性的に満足しないうちに男性が射精してしまうことです。
早漏の定義はパートナーが満足する前に射精をしてしまうことであり、具体的な時間などはありません。
おおよそ1~2分射精してしまう場合早漏といえるようです。
マスターベーション時の過度な刺激により早漏になってしまうこともあります。
▪男性の射精障害
性行為時、射精までに到達できないことを言います。
長時間の性的な接触がないと射精ができないまたは射精自体が困難である、このような症状を一般的に射精障害と呼びます。交感神経の問題の場合もあります。
いくつかのケースでは、マスターベーションなら射精まで到達できる場合もあります。
この場合パートナーとの問題や体の不具合で起きる場合が考えられます、
専門の医師に状況を話し、解決策を見つけましょう。
▪性的欲求欠如
性的なことに無関心、興味がないなどの状態です。
場合によっては性欲のみならず恋愛感情もわかないなどのケースもあります。
専門の医師とのカウンセリングなどで改善されることがあるようです。
▪逆行性射精
逆行性射精とは、射精時に膀胱側へ射精してしまう症状です。
射精感などがあるにもかかわらず尿道から精子が出てこない、もしくは少量しか精液が出ない状態です。
これは、通常の射精時には閉まっていなければならない内尿道口という部分が閉まりきらないために起こります。
膀胱内に精液が侵入しても体には影響はありませんが、不妊症などの原因になる可能性があります。
▪持続勃起症
性的欲求とは関係なく痛みを伴う勃起状態が長時間に及ぶ症状です。
陰茎動脈が破れ陰茎内に血液が流入してしまう場合と、陰茎静脈がふさがり血液循環が正常に行われない場合があります。
このような症状が現れた場合すぐに専門の医師に診察をしてもらいましょう。
性機能障害が特定の状況下でのみ発生する場合、または特定のパートナーとのみ発生する場合などは、どちらもその状況が影響している可能性が高いです。
環境の見直しや状況改善をすることで改善される性機能障害もあります。