肥満とEDとの関係について
肥満の人は肥満でない人に比べるとEDになる可能性がなんと2倍になると言われている。
肥満の人は高血圧症や糖尿病などの生活習慣病が起きやすくなる。
糖尿病や高血圧症脂質代謝異常症などにより、動脈硬化が進展してすると血液がペニスの海綿体にうまく流れなくなるのでEDの原因とされている。
肥満値(BMI)が高いと男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が低下し、精力減退、中折れや硬さ不足といったEDの症状が出てきます。
BMI については以下の数式により算出されます。
BMI = 体重(Kg)÷{身長(m)}*2 =22 男性における理想値とされています。
肥満は生活習慣病ですので、ED治療薬に頼るのと並行して、生活習慣の改善が必要です。
肥満の原因は運動不足、糖質・脂質の過剰摂取、不規則な食事、暴飲・暴食と言った内容ですが、それに至る原因は様々です。
適度な運動と腹八分を守れば肥満になる可能性は少ないのですが、肥満の方は既に胃の容量も大きくなっているので、その分厳しめに設定する必要があるでしょう。
ダイエットは必要ですが、無理をしない方法で健康に痩せることが重要です。
ダイエットの方法は人それぞれに合ったやり方を選び継続可能な方法にすることが望ましいでしょう。
炭水化物を摂取しない方法、食事の回数を1日1回とする方法等色々ありますが、先ずは間食を止める、ソフトドリンクは飲まない等、容易に取り組める方法もありますが、何れにしても決意、強い意志が必要不可欠です。
肥満値(BMI)=22 に近づけば身体が軽くなり、身体を動かしたいという意欲が湧きあがってきます。
やがてED治療薬がなくても正常な勃起力が蘇ることも十分に考えられますし、他の成人病も改善されより健康的な性活を楽しむことが出来るでしょう。