EDの薬を空腹時に飲んでも効かない
バイアグラ等シルデナフィル成分のED治療薬は空腹時に飲まないと効果が出ない又は出ても期待通りの効果が出ないと言われています。
しかし、いくら空腹時に飲んでも効果が出ず焦ってしまう事があるので、その落とし穴について説明します。
食後 4~5時間経過し、お腹も空腹に近いと自分では感じていても食事の内容により 6~7時間経過しても胃腸の内壁に油膜が張ったままの状態が続き薬の吸収を妨げるということがあります。
特に固形油の多い食事を取った後はこの様な現象が起こります。
行為をしようとする時は先ず食事の内容から気を付けていく必要があります。
・出来るだけ油分の少ない料理にする。
・腹7~8分目程度抑えている。
・アルコール類は度数の低いものを少量にする。
・空腹時にED治療薬服用後、30分以上経過してから軽く食事をする。
一般的にバイアグラ系のシルデナフィルを主成分とするED治療薬は空腹時に服用する事を進めています。
シアリス系のタダラフィルを主成分とするED治療薬は軽食程度食事内容であれば食後でも大丈夫と言われますが、やはり空腹時に服用する方が十分な効果を出せる事は間違いありません。
又、レビトラ系のパルデナフィルを主成分とするED治療薬は比較的食事の影響を受けにくいと言われていますが、やはり固形油の食事は避けた方が無難です。
あまり知られていないのですが、EDの治療薬を服用の前後にグレープフルーツの摂取をすると良くないと言われています。
これはグレープフルーツに含まれる成分がED治療薬の成分の体外に排出する役割のある代謝酵素CYP3A4を阻害する為、代謝が遅くなる為です。
これにより、思いがけない副作用が出る事もあり、グレープフルーツのみならず柑橘系の摂取はさけた方が無難です。