2017/10/09

個人輸入と代行業者

昨今、インターネットでの商品購入が増加し、運送業者の労働条件の悪化が物議を醸していますが、インターネットでの購入は国内のみならず、海外の商品まで比較的手軽に購入(個人輸入)出来る様になりました。

先ず個人輸入のメリットとして

<国内で入手できない商品を購入出来る>

・国内で未発売の製品や国内販売未定の製品の購入。

・国内で購入出来るが、規制があったり、価格が高い場合、比較的手軽で安く購入が出来る。

<輸入制限> 

しかし、個人輸入もあくまで法律や規制に基づき購入する事が必要で、例えば医薬品、化粧品もわりと自由に購入は可能ですが、数の規制は生じます。

これは他人への転売や譲渡を防ぐ目的もあり、明らかに個人で使用するのに逸脱したした数量の購入は出来ません。

又、医薬品や化粧品は薬事法と言う規制もあり、代行業者任せではなく個人で調べる事も落とし穴に落ちない方法です。

例えば近年個人輸入が盛んになっているジェネリック医薬品に関しては一度に輸入(購入)出来る数量が、1か月分(30日)です。

つまり、1箱4錠入り(1回/1錠/1日)とすれば、7箱28錠がリミットとなります。

サブリメントの様な2回/数錠/1日という場合は1日の服用錠数*30日=輸入(購入)可能数と言うことになります。

<返品や代引きはできない>

個人輸入代行業者は、手続を代行しているだけで、売買契約自体は、顧客と海外の会社が行っていることになるので、入金後のキャンセルや返品は基本的にできません。

また、着払いや代金引換といった決済方法もとれないのが普通です。

そして、海外からの発送になるので、到着までに時間がかかります。2週間程度は時間がかかると考えておいたほうがいいでしょう。

<説明書が付かない又は日本語の説明書が付くない>

個人輸入で購入する場合、日本語の説明書は基本的についてきません。

使用上の注意事項などは、自分で調べて、万一の事故が起こらないようにしなければならず、購入も服用も全て自己責任と言う事になります。

<課税対象になることも>

個人輸入もあくまでも輸入という行為ですのfで、1万円以上の購入時は課税対象となることがあります。

課税が掛かるもの、掛からないもの自分で調べておくことが重要です。

これらの内容を考慮し、信頼のおけそうな、輸入代行業者を選ぶことが重要です。