第一子誕生とED
■待望の第一子
成人した男性と女性が結婚をして夫婦生活の中で子供を欲しがるのは自然な子孫繁栄の欲求になります。性行為のもと女性は懐妊して約10か月の妊娠期間を経て出産をいたします。近年は出産とは女性だけ負担となるものではなく、男性も妊娠期間からパートナーのサポートをしてより快適な環境・コミュニケーションを作るべく積極的に出産に向けて携わって行きます。家事の分担や周囲に対してパートナーの負担が極力かからないようにフォローして二人で助け合い、愛情をもって出産育児を迎えるように準備します。
以前産婦人科は女性の為の医院であり、入院・出産は女性が行い男性は手術室の外で待機して何も出来ないといった風潮・考え方でした。しかし最近では出産時に立ち合いパートナーに付き添う男性が増えてきました。出産手術時に陣痛室から分娩室まで奥様のそばにいて手を握りしめ、苦しい状況の時に背中をさすりできるだけ女性を助けようとする心の温まる光景が見られるようになりました。加えて子宮口が開き初めてから一緒に分娩室に入り出産まで奥様を励まし見つめます。パートナーである奥様も自分の見えるところに(近くに)旦那様がいることとで安心・落ち着くようです。しかしその中でも実際の出産するところ子宮口で実際に赤ちゃん(胎児)が出てくるところを見るケースも多くなっています。愛する家族の一員となる第一子の初めての様子をこの目で見たいと思う男性が多いようです。
またパートナーである奥様も生命の誕生の喜びを旦那様に見てもらい、見届けていただきたいと思うようにもなってきました。敬遠する男性もいますが一生に一度の出来事であると背中を押されその様子を見始めてしまいます。その後めでたく待望の第一子は世に生まれてくるのです。
■第一子誕生後の性行為
子供が生まれ最初は戸惑いと共に育児が始まりあわただしい日々が続きます。変化する環境、慣れない子育て、子供の成長やそれに伴い起こる出来事、ストレス、など夫婦そろって肉体的にも精神的にも非常に疲労します。そのような中半年、1年と経つうちに徐々に育児生活にも慣れてきて夫婦お互いにの時間ができてきます。いわゆる精神的にもゆとりが出てくるようになります。そしてお互いのコミュニケーションやまたは第二子の子宝に恵まれたいという事で自然と性行為は行われるようになります。しかし出産に立ち会い実際に胎児が生まれ出てくるところを見た男性は性的刺激と興奮が起きずに勃起不全(ED)
になってしますことがあります。性行為を行う上で今まで性的な対象であったパートナーや性器(子宮口)が子供の生まれてきたところであると潜在的に認識してしまい、どうしても以前のように性行為が行えないといった報告が上がっています。女性の出産といった男性にとっては非日常的な体験であり男性自身は体験ができない為、精神的にとても衝撃をうけてしまいます。男性の勃起とは精神的な影響をとても多く受けてしまいますので過去に見た出来事で心因性EDになってしまうことがわかっています。しかしこれは加齢などで起こる勃起阻害酵素によるものではなく神経伝達が正常に働くようになれば自然と回復するようになります。夫婦間でも焦らずにお互いを責めることなく少しずつ回復を待ちましょう。きっかけとしてバイアグラなどのED(勃起不全)治療薬を服用してわずかな性的刺激でも勃起しやすい状態を作り、性行為が行えるようになれば徐々に精神的なゆとりと自信も生まれてくるようになります。自信とゆとりが生まれてきましたら特に医薬品(ED治療薬や精神安定剤)必要無くなり、第二子目の誕生も現実的になります。どうしても改善が見られない場合は医療機関のカウンセリングを受けることも重要になってきます。